よしろぐ

よしおかの日記

心が叫びたがってるんだ

俺は毎朝千代田線で通学しています。
この電車は頭がおかしいので朝の通勤ラッシュ中は北千住〜西日暮里間で毎日のように遅延します。遅延と言っても数分なんですが、それを見越して少し早めの電車に乗らなければ度々遅刻してしまうですね。

幸い朝に弱い方ではないので家を早めに出るの自体はさして苦痛を感じないんですけど、俺にとって問題はそこじゃないんです。
電車止まるとイカれた人口密度の空間で閉じ込められるじゃないですか、あれすごい嫌なんですよ。別にパニック障害を患ってる訳ではないし、発狂したりはしないけど心の中でいっつもブチ切れてますよ。きっと周りの人もそうではなんじゃないの。満員電車に閉じ込められるのが楽しい人間はいないでしょ。年配のサラリーマンも、少しぽっちゃりの女子大生もみんな辛いのを我慢して黙りこくって電車が動くのを待っているんでしょ。

でなんで俺がこんなことを書いているかというと今日も電車が止まったからです。いや電車が止まるのは毎日のことなんですけど、今日はちょっぴりイレギュラーな状況だったので記事にしたいなと思い今に至ります。

でそのイレギュラーな状況というのが、止まった電車の中でで知的障害者がパニックになってたっぽいんですよね。「うわあああ」とか「@;@@((&@;://&!¥」ていう声にならない喚き声が聞こえたんです。それで煩いなぁと思ったんだけどそれだけじゃなく、ふとね俺も「叫びてぇなぁ」って思いが過ぎったんです。

 

なんで過ぎったのかっていうと、上記したように俺だって内心は満員電車に閉じ込められる状況にブチ切れてるんですよ。だからといって声に出したりしないのは理性によって怒りを抑制してるからに過ぎず確実にストレス自体は蓄積しているのね。
「心が叫びたがってるんだ」という言葉を発することの出来ない女の子が 主人公の映画がありますけど、別に発音能力に問題がなくったって理性が邪魔をして人間そうそう叫べませんよ。


でもそうやってストレスが蓄積されて行くと、ある程度に達した時俺思うんです「今ここで発狂したらここにいるやつらどんな顔すんだろうな」って。勿論叫びたいと思ってるだけで実行しませんよ、健常者ですから。多分。


でもストレスが限界まで行ったら、健常者だって自分を制限できなくなると思うんです。だから殺人事件は起きるし鬱病になる人だっているんじゃないかなと。そういう意味では叫ぶくらい赦されるべきじゃないかなと思ったんですね。

それだけです